2017年9月6日水曜日

流れのこと

始動のお知らせ」では
 
「流れと流れが出会って、奇跡的に新たな本流がひとつできたような」
と書きました



自らの人生のために愛着ある住まいや場所を手放し
新天地へ移ることを決意した現オーナーと

同じく次なる人生の展開のために
拠点となりうる新たな場所を探していた私たち

その二つの流れが
この上ないタイミングで出逢って生じた出来事でした


タイミングは重要です

賃貸暮らし・旅暮らし、の私たちが
家を持つことに意欲的になっていなければ
はじまりようのなかった話です






私たちが家について検討しだしたのは6月上旬のこと

きっかけとなる出来事が5月にあり
「家を持たない派」だった夫の心境が変化して

そろそろ今後の拠点となる場所の目星をつけて
次なる「場」の準備をしたい、と思っていた私の願いと一致


早速ふたりで不動産のネット検索にいそしみ、
ドライブがてら気になる場所の下見にも行き・・・


まさか、それから半月もたたないうちに
家と場を併せ持った
今回の話をいただくことになろうとは!!




現オーナーにとって
後を託す相手は誰でもよかったわけでなく

私たちも、求める地はどこでもよかったわけではなく


それぞれの願いが調整され、合致して
こういう結果に導かれた

その流れのなんと鮮やかだったことか


今回の流れの大勢を決めたのは、なんといっても
去るにあたり、その建物ののちのことと、手渡す相手のイメージを明確に描き
情熱をと確信をもって話を進めた、
現オーナーだったと思います

それは願いごとを叶えるお手本のような
勢いある采配でした


ぼんやりとした小川のような私たちは、
にわかに急流となった展開の中で右往左往

でもその大流の中に自分たちの望むものがあることはわかっていて

だからこそ離脱することなく真剣に検討して

大波の越え方、愉しみ方が見えてきたころ・・・

その流れは私たちに手渡されていた

そんな感じ


願いごとの叶え方

流れの一滴になる